ネットで見つかった資料。
[1] CQ出版
https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15631/15631_p19-20.pdf
このグラフから、地上高が9mある値より高くなると、打ち上げ角が低くなっている。NVISPで関東エリアを狙うなら、地上高を高くしすぎてはいけないことになる。
このグラフから、天頂角が約75度、2つ合わせて150度よりすくなるなると打ち上げ角は90度だ。水平にすればするほど、打ち上げ角がついてしまう。NVISPならば Inverted V で「良い」ということになる。
上右のグラフから、アンテナ線の太さは標準的なものを使用する限り共振周波数に対して大きなファクターではないことがわかる。
[2] ZL3IS / JA6DFN
さて次にNVIS の技術文書をみてみる。
まず最初に、瑣末?なこと。この文書の「NVISとは?」によると、Near-Vertical Incidence Skywave Propagationの略と書かれている。それがなぜ NVIS で P が抜けるのだろう? 元々は Propagation を付けなかったのだろうか? まあ、おそらくそう。
で、本題。
上は通常のDP ant. の垂直電波放射イメージ図
上はNVISでの垂直電波放射イメージ図
同文書によると「NVIS用アンテナは (1)水平に (2)低く設置すること」の2点が重要、とある。
(2) はわかるが、(1) は上の三番目のグラフと異なるので、まずはこの疑問を解く必要がある。
[3] 調べ上げた先人がおられた!
JA1CPAは中村さんの記事「7MHzダイポールアンテナの考察(いろいろ)」。詳細な内容。読み解くのに少し時間が必要。。(続く)