50MHz のダイポールアンテナを設置。2度目のチャレンジ。
アンテナ日和なので Vitamin D をたっぷりチャージできる!
前回はSWRが明後日の値(*)だったけれど、今度はだいぶまともな数値に入った。
そもそも以前は調整環境が悪すぎた。7MHz の設定環境をそのまま使用していたため、あちこち遠くに移動するハメになり疲れてやーめた、と言う構図になっていた。50MHz はアンテナ線の長さが圧倒的に短く、そして軽くなるということもあり、片側の滑車操作だけで線の長さ調節できるよう改善。
それと下の写真の仕組みで、アンテナ長を手軽に長くも短くも調整できるように改善。
で、次の3点を調整。
- 給電点の高さ
- V字の角度
- アンテナ線の長さ
最初に7MHz からやったのは無謀だったと実感。50MHzの調整しやすさを知っていれば、絶対こちらからやっていた。
その甲斐あってか、完璧ではないけれど、実用になるのではないかなという範疇にSWRが落ちた。
トランシーバーのアンテナチューナー機能も使い、SWR がほぼ1近辺に落ちたので、とりあえず一歩前進。
で、早速、バンド内を聴くが、スペクトラムスコープにもな〜んにも無い!これって 50MHz帯には今は誰も出ていないってことなのか? 無謀でも 7MHz からやったのが正解だったってことなのか?? あらら。。。
(*) 第一回目の調整が明後日の値だった理由
落ち着いて計算すればわかるところを、舐めてかかって、
300 / 50 / 2 = 3 meters
だから、あ、短くてラッキーと浮かれて、3 meters のラインを「2本」作って取り付けてしまった。片側 λ/4 でなくてはならないので、1.5 meters を2本のところを。なぜか 27MHzあたりのSWRが低いなぁ、変だなぁと思いきや。
下の表は R for Radio 氏のブログ から
それと以下の原理原則を整理する。
- 給電点の角度を180°からV字にずらすとインピーダンスを下げ
- 地上高をλ/4 にすると約73Ωに(*2)
- 地上高をさらに低くするとインピーダンス下げ
(*2) 下のグラフは日本アマチュア無線機器工業会 2005/08/20 より。これによると約80Ω。まあ参考として。
後日、さらにアンテナ長を微調整。その値は以下。もうあと1cm程短くしても良さそうだけれど、まあ、実用上は十分な値かなと。