先日、思うような成績が出なかった、ロッドアンテナを使用した430MHz帯ダイポールアンテナの改良版。Version 2。
前回の評価としては、430のλ/2に対して中央部分のコネクターの芯線側とシールド側の構造上からくる長さの違いが影響しているのかも知れない、という仮説を立て以下の改良を施した。
↓写真にある、中央部のコネクター3点を取り外し、ロッドアンテナだけを用いる。
↓これは試作品なので、マウント部材は加工しやすい合板を用いる。後、M型コネクター1個使用。
↓必要機材一式。
↓全長30cm程度でSWRが下がる。それと、芯線側のロッドアンテナを他方より3.5cm ほど長くした方が成績が良い。これはなぜだろう??
で、CQを出し、足立区局と2.5W でQSOが成立。RS report は 55-55。ひとまず成功。
考察:
- 両サイドの長さが異なる方がSWRが下がるのはなぜか?
- 他のアンテナ、例えばデフォルトの豚のしっぽや5/8λロッドアンテナ、Loop antennaなどと比べてどうか?
- Portable 性を上げるためには軽量な NanoVNAが欲しい。
- アンテナをカメラ撮影用の三脚にマウントしてみたい。
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Ver.3 その後、マウント部品の整備した。
↓水平のブームを伸ばし、左にバランスのためのおもりを配置。
↓延長ブームは蝶ナットで着脱式に
↓雲台とのクロスマウント部。
↓その辺に転がっていたジャンクのマウント部品を転用して。
↓雲台の詳細。
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Ver. 3.1 ロッドアンテナを折りたたんで、仕舞い寸法を小さくできるように改造。