日本のスウィングジャズシーンの名ドラマー、平林義晴が率いるネコラキャッツ。日本のハモンドオルガニストの第一人者 小林創、若手トランペットのエース 菅野淳史、とろけるテナーサックスの上野まこと、ダイナマイトシャウターの出口優日をヴォーカルにフィーチャー。これまで Necola Premium Swing Night 内でのみ、じっくり育ってきた超贅沢品のオルガンスウィングバンドが今回、天王洲キャナルジャズで初めてスタジオを飛び出し、世のジャズファンに披露。とりわけ Green Onion の演奏は2度と同じ演奏はできず、ONE AND ONLY。どうぞお聞き逃しなく。
Yoshiharu Hirabayashi 平林義晴(L,ds)
Hajime Kobayashi 小林 創(organ)
Makoto Ueno 上野まこと(ts)
Atsushi Kanno 菅野淳史(tp)
Yuka Deguchi 出口優日(vo)
東京都出身。尚美高等音楽学院ジャズ科ドラム課程卒。有馬靖彦とデキシージャイヴでプロデヴューし、これまで、ブルースハープの石川二三夫、下田卓KCバンド(初代)、古川奈都子SFC、バンバンバザール、ザ・トラヴェラーズ、下間 哲のユニットなど、長年の日本での演奏活動の後、韓国の大邱(テグ)芸術大学実用音楽科教授に請われて就任。2014年秋に日本に帰国、東京での活動を再開。自身のクァルテットも率いる。
2000年のFrankie Manning 86th Millennium Birthday Bash で演奏。米国カンサスシティー名誉市民。古川奈都子は彼を評して「Swing時代に生まれていればGene Krupaに負けてない!」。日本のSwing Jazzドラマー界の宝。
早稲田大学在学中より都内ライブハウスを中心としてプロの演奏活動をはじめる。ストライド奏法を使った古いスタイルのジャズピアノからモダンなピアノ、そして年代物のレスリースピーカー(Leslie speaker)を使用したハモンドオルガン(Hammond Organ)に定評がある。
アンサリー、MITCH、バンバンバザールなどのメジャーアーティストをはじめ、女優の柴崎コウの録音等に参加。ベルリン国際映画祭受賞の映画「めがね」のサントラにてピアノソロを収録。新宿トラッドジャズ祭り(春と秋)でのスターピアニストの一人。Necola Jazz All Stars では、得意のハモンドオルガン+レスリースピーカーで、これでもかとスウィング&グルーヴしまくるので、乞うご期待!
1974年生まれ。この世界では珍しく20歳になってから初めてトランペットを手にした遅咲きアーティスト。しかし周りからは「練習の鬼」と呼ばれ、東京のトラッドジャズ界の多くのバンドリーダーから一目置かれるトランペッターに上り詰めた努力の人。その音たるや弩迫力そのもので、聴く者に強い感動を与える才能と技術を持つ。
新宿トラッドジャズフェスティバル実行委員長・永谷正嗣氏の薫陶を受け、2001年より同祭にレギュラー出演。同氏より「日本のトラッドジャズ界の若手No.1のトランぺッター」との評を受ける。「古川奈都子ソウルフードカフェ」を始め多数のバンドに参加。
福島県会津若松市出身。16歳でサックスを手にする。高校卒業後、洗足学園音楽短期大学へ進みジャズを専攻。テナーサックを中村誠一と右近茂の両巨匠に師事。Ben WebsterやScott Hamiltonに憧れ、音色を大切にしたSwing Jazz を探求し、独自のスタイルを確立する。
サブトーンの会ZOO BE ZOO BE ZOOを主催。カンザスシティバンド、バンバンバザール、今野英明、akiko、ハッチハッチェルオーケストラ、tamamix、小島麻由美、二階堂和美、モッチェ永井、Gentle Forest Jazz Band等のサポートやレコーディングに参加。CM音楽や舞台、映画音楽など多方面で活動中。
2006年洗足学園音楽大学ジャズボーカルコース入学。同年、第1回さいたまジャズヴォーカルコンテストにて奨励賞を受賞し頭角を表わす。2010年、同大学全学部を通し首席で卒業。
どこまでも伸びる歌声と小柄な体から繰り出される驚異的シャウトは、踊る者の足を止めるほどの実力を持つ。Ryan & Jenny は「天使の歌声、これぞジャズ・リンディだ」と絶賛。古川奈都子曰く、「彼女の歌声は天性。彼女は天才」。日本のジャズヴォーカル界の秘宝。